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2026.01.21ブログ
天守閣は何のためにあるのか?

こんにちは!大阪市で解体業者として活動をしている株式会社三輝工業のブログ担当です!
今回、お送りするのは『天守閣は何の為にあるのか?』という昨日に引き続き、建築ミステリーとなります。
株式会社三輝工業のブログで建築ミステリーの世界へどうぞ!
お城といえば真っ先に思い浮かぶ天守閣。
でも実は、天守閣は「ただの見張り台」でも「最後に立てこもる要塞」でもありません。
この記事では
👉 天守閣の本当の意味・役割・なぜ必要だったのか
を、建築的な視点も交えて解説します。
結論:天守閣は「権力を見せるための建築」
天守閣の最大の役割は、
戦うためではなく、支配を示すための象徴建築でした。
天守閣の主な3つの意味
① 権力・威信の象徴(一番重要)
天守閣は
「この城、この国は俺のものだ」
と一目で分からせるための存在。
特に戦国後期〜安土桃山時代は、
- 城主の力
- 経済力
- 技術力
- 支配エリア
を建築で誇示する時代でした。
📌 高ければ高いほど
📌 派手であればあるほど
📌 白漆喰や金装飾が多いほど
「この大名、ヤバいぞ」と分かるわけです。
代表例:
② 城のシンボル(ランドマーク)
天守閣は
城下町からも遠くからも見える目印。
現代で言えば、
- 超高層ビル
- 官庁街の中央庁舎
- シンボルタワー
と同じ役割です。
城下の人々にとっては、
「あそこに殿様がいる」
「城は常に見張っている」
という心理的支配の効果もありました。
③ 見張り・物見(オマケ機能)
もちろん、上階からの眺めは良いので、
- 周囲の地形把握
- 城下町の監視
- 遠方の動き確認
といった物見櫓的な役割もありました。
⚠️ ただし
実戦では天守閣が戦闘の主役になることはほぼありません。
実は「最後の砦」ではなかったよく誤解されますが、
❌ 天守閣=最後に立てこもる場所ではありません。
本当に重要なのは、
- 石垣
- 堀
- 枡形虎口
- 曲輪(郭)
といった城全体の防御構造。
天守閣は
👉「落ちたら終わり」ではなく
👉「そもそも戦う前に心を折る建築」だったんです。
建築的に見る天守閣のスゴさ
解体・建築目線で見ると、天守閣はかなり異常です。
- 石垣の上に超重量構造
- 木造多層建築(5〜7階相当)
- 地震・風に耐える柔構造
- 内部は倉庫+儀式空間
📌 完全に「見せるための高難度建築」
だからこそ、
天守閣を持てる=
👉 技術と金を独占している証拠でもありました。
なぜ江戸時代には天守が減ったのか?
江戸時代に入ると、
- 戦が減る
- 幕府が権力を独占
- 派手な城=危険視
となり、
天守=反乱の象徴と見なされるようになります。
結果:
- 天守の新築禁止
- 焼失しても再建しない城が増加
まとめ|天守閣とは何だったのか
以上が天守閣の存在の説明となります。
天守閣という存在は知っているが何の為にあるのか知っている人は中々、居なかったのではないでしょうか?
明日も建築ミステリーと題した内容をお送りしますので是非ご覧ください!
