NEWS最新情報
2026.02.28ブログ
重機を遠隔で操作!?そんなこと可能なの?

こんにちは!三輝工業のブログ担当です!
最近、重機を遠隔で操作するということが試されてきていることはご存じでしょうか?
実際に、閉幕した万博会場では、今パビリオンや他の構造物の解体工事が進んでいます。その中で、従来のようにオペレーターが重機(ショベルカーやバックホウなど)に乗って操作するのではなく、現場から離れた場所にある室内で機械を動かす取り組みが行われています。
重機の操縦席には人がいません。代わりに、会場から約10キロ離れた会社の会議室に設けられた遠隔操作席にオペレーターが座って、重機の動きを操っています。重機の周りや内部には複数のカメラが取り付けられ、離れた場所でもリアルタイムの映像を見ながら操作します。映像だけでなく、振動を伝える機構を使って現場の感覚に近い情報も得られるよう工夫されています。
どういう技術で動かしているの?
この遠隔操作は、
・カメラ映像を見て操作
・衛星回線や通信ネットワークで重機と操作席をリアルタイムでつなぐ
という基本的な仕組みです。遠隔地にいる操縦者は、映像を見ながらハンドルやレバーを動かし、その指示が無線通信を通じて重機に伝わります。映像や操作コマンドの遅れ(通信遅延)は、実験時には比較的少なく、現場でも滑らかに動かせるレベルだったと報じられています。
なぜこんなことをしているの?
遠隔操作の重機を導入する理由は主に次のような課題への対応です。
・安全性の向上
解体現場は崩れやすく、危険が多い場所です。人が直接機械に乗らずに離れた安全な場所から作業できることで、事故のリスクを下げる狙いがあります。
・人手不足の解消
建設や解体業界では長年、人手不足・高齢化が大きな問題になっています。遠隔操作を使えば、技術習得が容易な人や体力的負担の少ない人でも重機を動かせる可能性があり、働き手の裾野を広げられると期待されています。実際に妊娠中の社員の方が遠隔で操作したという実例も報告されています。
・効率化
将来的には1人のオペレーターが複数の重機を遠隔操作することも想定されており、現場で何人も待機する必要がなくなる可能性があります。
まとめ
実際、万博会場以外にも、災害復旧現場や危険区域での解体作業などでも使われつつあります。
しかし、現時点では、遠近感や距離感の把握が難しかったり、通信の安定性の面で、良好な通信環境があれば遅れは少なくても、環境によっては遅延や切断といった問題が生じる可能性が残っています。
このように課題はあるものの、私たちのような解体業者からすると素晴らしいものであります。
そして、このようなものが常態的に使われるようになると、将来的には現場仕事がなくなるのでは?と思うかもしれません。しかし、木造住宅の細かい分別解体や、内装解体の繊細な作業では、直接乗った方が早いケースも多いです。
それに加え、重機が入れない場所での解体も多々あるため、これからもなくならない仕事です!
本日も読んでいただきありがとうございます!
