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2026.09.21ブログ

解体工事業者によって金額が違うのはなぜ?見積金額に差が生まれる理由を比較例で解説

こんにちは!大阪市で解体業者として活動をしている株式会社三輝工業のブログ担当です!

皆さん!相見積もりをした事はありませんか?

そして何故、各業者の金額の違いは何なのか気になった事はありませんか?

「同じ家を解体するのに、なぜ業者によってこんなに金額が違うの?」

解体工事の相見積もりを取った際、このような疑問を持たれる方は少なくありません。

例えば、同じ木造住宅の解体工事でも、

A社:160万円
B社:185万円
C社:210万円

というように、数十万円単位の差が出ることがあります。

「それなら一番安いA社にお願いすればいいのでは?」

と思うかもしれません。

しかし、解体工事では単純に総額だけを比較するのではなく、

「その金額に何が含まれているのか」まで確認することが非常に重要です。

今回は、解体工事業者によって見積金額に違いが生まれる理由を、具体的な比較例を交えて分かりやすく解説します。

 

そもそも解体工事の金額は何で決まる?

解体工事というと「建物を壊す費用」と考えられがちですが、実際にはさまざまな費用が発生します。

代表的なものとして、

・職人の人件費
・重機費用
・足場、養生費用
・廃材の運搬費用
・産業廃棄物の処分費用
・重機回送費
・各種届出や現場管理費
・外構や付帯物の撤去費用

などがあります。

つまり、同じ30坪の木造住宅であっても、各業者がどのような方法で施工するのか、

何人で作業するのか、廃棄物をどこで処分するのかなどによって金額は変わります。

【比較例】同じ30坪の木造住宅なのに40万円の差!

分かりやすく、次のような住宅を解体するとします。

【工事条件】

木造2階建て:約30坪
前面道路:約5m
重機搬入可能
一般的な住宅密集地
ブロック塀・カーポートあり

A社の見積金額が「170万円」、B社が「210万円」だったとしましょう。

一見するとA社の方が40万円安いため、かなりお得に感じます。

しかし、見積書を詳しく確認すると、

【A社:170万円】

建物解体工事 一式
廃材処分 一式
諸経費 一式

ただし、カーポート・ブロック塀・残置物・一部養生については別途。

【B社:210万円】

建物解体
基礎撤去
足場・養生
廃材運搬・処分
カーポート撤去
ブロック塀撤去
重機回送
諸経費

すべて込み。

この場合、単純に「A社170万円、B社210万円」と比較することはできません。

A社にカーポート撤去10万円、ブロック塀撤去15万円、追加養生10万円などが後から加われば、

最終的な金額差はかなり小さくなる可能性があります。

大切なのは「最初の見積金額」ではなく、「最終的にいくら支払う可能性があるのか」という視点です。

①大きな差が出やすい「廃材処分費」

解体工事では大量の廃棄物が発生します。

木くず、コンクリートガラ、石膏ボード、廃プラスチック、ガラス、金属などを適切に分別し、

それぞれ処理施設へ運搬・処分します。

この「処分費」は、業者によって差が出やすい部分です。

例えば、自社と取引の多い処分場がある会社と、処分を他社へ大きく依存している会社では原価が異なる場合があります。

また、現場から処分場までの距離によっても、車両の燃料代や運搬回数、人件費が変わります。

そのため、建物そのものは同じでも、「どこへ、どのように廃材を運ぶのか」でも見積金額に違いが生まれるのです。

②自社施工か下請け施工か

施工体制も金額に影響します。

例えば、

お客様

元請会社

下請会社

解体施工会社

という形になれば、それぞれの会社に必要な経費や利益が発生します。

一方、自社で解体工事を直接施工できる会社の場合、

中間に入る会社が少なくなるため、価格を抑えられるケースがあります。

ただし、「自社施工だから必ず安い」「下請けを使うから高い」という単純な話ではありません。

重要なのは、実際に誰が施工するのか、見積金額にどこまで含まれているのかを確認することです。

③現場をどう判断するかでも違う

同じ建物を見ても、業者によって施工計画が違うことがあります。

例えば狭い道路に面した住宅の場合、

A社「4t車が入れるので4t車で搬出」

B社「安全を考えて2t車で搬出」

と判断が分かれることがあります。

4t車なら一度に多くの廃材を運べますが、2t車の場合は搬出回数が増えます。

当然、運転手の人件費や燃料代、作業時間にも差が出ます。

ほかにも、

「重機をどこまで使用できるか」

「どの部分を手壊しにするか」

「何人の職人を配置するか」

「工期を何日で考えるか」

といった施工計画によっても金額は変わります。

④養生や近隣対策の違い

意外と見落とされやすいのが、養生や近隣対策です。

住宅密集地で解体する場合、粉じんや騒音、破片の飛散などへの対策が重要になります。

しっかりと足場を組み、養生シートを設置し、散水しながら施工する会社と、

最低限の養生だけで施工する会社では、当然コストが違います。

価格だけを見ると後者の方が安く見えるかもしれません。

しかし、隣家との距離が近い現場などでは、工事中のトラブルを防ぐためにも適切な養生・安全対策は非常に重要です。

⑤「安い見積もり」ではなく「追加費用」を確認する

相見積もりを取ったときに、ぜひ確認していただきたい質問があります。

「この金額以外に追加になる可能性があるものは何ですか?」

この質問は非常に重要です。

例えば、

・地中埋設物
・アスベスト含有建材
・見積時に確認できなかった残置物
・浄化槽
・井戸
・地中のコンクリートガラ

など、解体して初めて分かるものについては追加費用が発生するケースがあります。

一方で、現地調査の段階で確認できるカーポートやブロック塀、樹木などについては、

できるだけ事前に見積もりへ含めてもらった方が安心です。

 

まとめ|解体工事は「総額」だけで比較しないことが大切

解体業者によって金額が違うのは、決して珍しいことではありません。

「A社150万円、B社180万円だからA社の方がお得」

と総額だけで判断するのではなく、

何を撤去するのか、処分費は含まれているのか、養生はどこまで行うのか、追加費用になる項目は何なのか。

ここまで条件を揃えて比較することが大切です。

株式会社三輝工業では、現地調査・事前打ち合わせの段階で工事範囲をできる限り明確にし、

お客様に「結局いくらかかるの?」という不安を残さないお見積もりを大切にしています。

解体工事は、単純に「一番安い会社」を探すのではなく、

「なぜこの金額になるのかをきちんと説明してくれる会社」を選ぶことが、安心できる解体工事への第一歩です。