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2025.10.07ブログ
解体工事の適正価格をこれから守っていき、クオリティ減少を免れる

こんにちは!大阪の解体業者である株式会社三輝工業のブログ担当です!
近年、解体業界の高騰化が懸念され、問題が表面化していますが、
実際、なんで解体費用が高騰しているのかを解説していきたいと思います。
contents【目次】
解体工事の高騰化の原因
まとめ:適正価格で工事をしないと問題は大きくなっていく
原因① 職人の高齢化に伴う人手不足での人件費の上昇
近年、人件費の上昇がどこの業界でも起こっている事です。
物価価格の上昇等もありますね。
その中で解体業界でも職人の高齢化やそれに伴う人手不足から、求人面で昔と比べると
1万円で求人して職人を集めていたのが、今では1万2000円~1万8000円ぐらいが
主流になってきています。
工事には必ず人員が必要ですのでそういった面でも解体工事の高騰に関係してきている
要因の一つになっています。
原因② アスベスト規制強化により、事前調査、作業の追加での工事の負担増加
令和5年10月1日より規模、金額によらず原則すべての解体・改修工事での事前調査が必要となりました。
この規制によって、簡単に説明すると今までしなくても大丈夫であった事が
規制がかかって1日、2日事前調査による工程に追加された事になります。
事前調査するという事はそこにも人手がかかります。
ですので、こういった事も解体工事費用の高騰の要因になっております。
原因③ 工事費の中で処分費【産業廃棄物】が数年前よりも15%上昇
最終処分場容量不足により新設出来ない事もあり処分価格高騰
先ほどの前述であげた要因もありますが、この問題が一番大きな要因かもしれません。
これも実際の処理価格ではありませんが、例に挙げて廃材の一つで実際に金額面を見ていきましょう。
数年前の廃木材・・・㎏20円→t2000円
現在の廃木材・・・・㎏30円→t3000円
これらは数年前の想定価格に15%分上昇させた価格ですが、こういった事が価格面には違いが
あるものの、実際処分費の高騰化により、見積もり価格に反映されております。
心苦しいことではありますが、このような要因によりお客様の負担が増えてきているのも
実際問題として起きていることであります。
様々な要因がある中、解体業者も費用をぶんだくるという訳でもなく、
必要経費で高騰しているのをご理解は頂きたいものですが、
その中で株式会社三輝工業では費用の工夫も出来ますし、
寄り添ったご提案が出来ますので解体工事にお悩みの方は是非、
ご連絡お待ちしております!
まとめ:適正価格で工事をしないと問題は大きくなっていく
解体工事を安く請け負って、工事自体のクオリティを下げて
問題が大きくなっているのが現状です。
近年、解体工事の事故が大きく取りだたされています。
解体工事を求める人が安くを求めるのは必然ですが、適正金額やっている業者が
生き残れない状態でクオリティが低い解体業者が生き残っていく状態になって
解体工事業界全体のクオリティが低くなるのは必然なのです。
ですので、これからの業界を守っていく為にも安すぎるではなく適正価格での工事をおすすめしたいです。