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2025.10.13ブログ

潜む″擁壁”崩壊リスク

こんにちは!大阪市で活動をしている株式会社三輝工業のブログ担当です!

最近、東京都の住宅で土台を支える「擁壁」が高さ4から5メートルから

崩れ、この上に建っていた2階建ての住宅が全壊したニュースや、宮崎県では、

危険な擁壁があると言うニュースがありました。

今回は、擁壁についてお話させて頂きたいと思います。

 

擁壁とは

高低差のある土地で、斜面の土砂が崩れるのを防ぐために設けられた壁状の

構造物です。

全国的に高台に造成された住宅や団地などに擁壁が使われています。

 

 

今回のような擁壁が崩れる原因としては、老朽化によるものだと報じられています。

宮崎県の擁壁については、今にも崩れそうな危険な状態となっているようです。

この宮崎県の擁壁に関しては、6年前ぐらいから空き家でずっと放置された状態でした。

放置をしておくと、崩れかけた部分に雨が流れ込んだり、地震で地盤がゆるくなったり

して、更に危険性が高まります。

こうした老朽化した擁壁が個人の所有物の場合、危険が伴っている場合でも個人の責任と

して、修繕をしなければなりません。

 

擁壁補修工事の費用

・ひび割れ補修   3万円~/m

擁壁のひびが入った箇所に専用の補修材を注入

・水抜き穴設置工事  3万円程度/1箇所

水抜き穴を新たに作成する

・石積補強工事   4万円~10万円程度/㎡

目地に特殊充慎剤を注入し、ブロックや石の空間を埋める

・既存擁壁の作り替え工事   1㎡あたり10万円前後

築造工事の他の工事工程が増えるため、補修工事に比べて費用も日程も

かかります。

 

上記の費用はあくまでも目安です。

 

今回のような擁壁の崩壊のニュースに関して、事前に事故を防ぐには擁壁にひびが入って

いたり水が漏れていたりしないか、定期的に目視での確認が必要となっています。

それによって崩壊リスクの軽減になります。

 

老朽化が原因としてこのような事故を防ぐために、解体業者や工務店などに

ご相談する事が問題への早急な解決策になります。

個人様の費用など色々あると思いますが、事故が起きる前に対策を解決して

行きましょう。