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2025.09.11ブログ

何故、住宅を建てる際に建ぺい率・容積率って存在するのか?

こんにちは!大阪の解体業者である株式会社三輝工業にブログ担当です!

今回は住宅に携わる解体業として、住宅に携わる建ぺい率と容積率に関して

皆さんに分かりやすいように解説していきますので、

住宅を新築・建て替えを考えている方は是非、参考にしてみてください!

 

 

建ぺい率と

定義:敷地面積に対する建築面積(建物を真上から見えたときの面積)の割合を示します。

目的:・敷地内に空地を確保する為

   ・火災の延焼防止や避難経路の確保

   ・圧迫感を無くし、街並みを整える

具体例:・敷地100m2、建ぺい率60%の場合→建てられる最大の建築面積は60m2

    ・平屋なら床面積60m2まで、2階建なら各階60m2の建物が可能

 

緩和規定:・防火地域で耐火建築物の場合→建ぺい率が+10%緩和

     ・角地(道路が2つ以上に接する土地)の場合→+10%緩和

 

容積率とは?

定義:敷地面積に対する延べ床面積(各階の合計面積)の割合を示します。

目的:・人口密度や建物のボリュームをコントロール

   ・道路幅やインフラに見合った規模の建物しか建てられないようにする

   ・採光、通風、街並みの秩序を守る

 

具体例:・敷地100m2、容積率200%の場合→延べ床面積は最大200m2

    ・2階建で各階100m2、又は4階建てで各階50m2など

 

道路幅による制限(前面道路制限)

・住居系用途地域では、前面道路の幅×0.4または0.6で容積率が決まる事があります。

例:道路幅4m×0.4=160%は上限となる

 

 

 

実際、建ぺい率と容積率は地域ごとに定められており、

その地域で新築、建て替えを検討している方は、希望に沿った住宅が

どこまで希望が通るのか、この記事を参考に住宅メーカーや工務店の人と

話してみてくださいね!