NEWS最新情報
2026.04.20ブログ
ナフサ不足が建築現場を静かに追い込んでいる
こんにちは!大阪の解体業者である株式会社三輝工業のブログ担当です!
鉄や木材の値上がりはよく聞くと思います。
でも今、現場でじわじわ効いてるのは
ナフサ不足による建築資材不足です。
最近は、ニュースなどで流れているので気になる方も多いでしょう。
実際に建築業界ではすごく深刻な問題です。
■ ナフサって何?
ナフサは石油から作られる原料で、簡単に言うと
合成樹脂や建築資材の下となるプラスチックです。
つまり、
・配管(塩ビ管)
・断熱材
・防水シート
・養生材
・接着剤
このあたり、ほぼ全部ナフサが絡んでます。
■ なぜ今ナフサが足りないのか
原因はいくつか重なってます。
・中東情勢の不安定化
・ロシア関連のエネルギー制裁
・中国の需要回復
・石油精製のバランス変化
要するに、
世界全体で奪い合ってる状態です。
そんな中、日本中東にナフサを7割ほど依存しています。
■ 現場で何が起きてるか
ここが一番リアルな話です。
ナフサ不足=全部止まるではありません。
実際はこうです。
① 地味な材料が遅れる
鉄骨はなんとかなる。
でも、
・ボードの下地材
・防水シート
・樹脂系部材
こういう脇役が来ない。
結果どうなるか?
👉 工事が止まる
② 品質や仕様のズレが増える
「同じものがないから代替で」
これが増えてます。
・メーカー変更
・規格微妙に違う
・加工が必要
つまり、
👉 現場で合わせるしかない
③ 価格が読めない
ナフサは原油に連動します。
なので、
・見積もり時と発注時で値段が違う
・短期間で何回も値上がり
これが普通に起きてます。
これにより、赤字になってしまうケースもあります。
■ それでも現場が止まらない理由
ここが無理やり回してる本質です。
▶ 代替品でつなぐ
完全一致じゃなくても使う。
とにかく止めない優先。
▶ 在庫で耐える
できる会社は先に買ってる。
だから一見普通に回ってるように見える。
▶ お金で優先順位を上げる
結局これです。
👉 高くてもいいから確保する
■ でもこれ、ずっと続くやり方じゃない
正直に言うと、この状態は応急処置です。
・コストは上がる
・現場の負担は増える
・中小ほど厳しくなる
つまり、
👉 じわじわ効いてくるタイプの問題
■ まとめ
ナフサ不足って聞くと、
遠い話に感じるかもしれません。
でも実際は、
配管1本、シート1枚レベルで現場に影響しています。
そして今の建築業界は、
👉 足りない中で、なんとか回してる状態です。
見た目は普通でも、中身はギリギリ。
これが今のリアルです。
